2011年1月16日日曜日

最後の忠臣蔵

シネマ1000円の14日、何を観ようかな〜とふらっと入り、何となくなくプレミアシート上映に引かれ最後の忠臣蔵を観て来ました!
重厚な映像、武士道の美しさや潔さに共感できる私は、やはり日本人なんだなーと、自分のDNAを改めて思い知った次第。役所広司は上手いけど‥下級武士にしては立派で何となくニヤケて見えるのはCMのせいかしら?佐藤浩一はピタリのキャスト!夕霧大夫の安田成美はキレイだけど大夫役にしては細過ぎで色気ないなぁと思う。可音役の若い女優さん(桜庭ななみとありましたが知らない)はとても良い!品があり凜として、京都弁も自然でよかった。映画はストーリーもビジュアルもキャストも音楽も‥総合的に楽しむんだけど、この映画は、古き良き日本人の精神や自然の風景をより感じてしまい、今のガチャガチャした日常を見返す事が出来た時間がとても有り難く考えさせられた。最後の場面で、夕暮れの寂しい可音の嫁入りに、続々と赤穂の下臣達が現れ、お供を申し入れ、いつしか行列は、忠義の炎を松明にして掲げる大行列に変わる演出は最高でした!
赤穂浪士討ち入り後の映画だからだけど、切腹は嫌いだな。しかし久しぶりに涙が出た映画でした