2010年3月18日木曜日

横道世之介

吉田修一著
横道世之介(よこみちよのすけ)
この作家の著作は面白いがヨノスケは堪らない!
もし電車の中で読んでたら、間違いなく堪え切れずにバカ笑いして、乗客から顰蹙買ってつまみ出されそうな下りが多々ある。
のっけから笑わせてくれるし、ツツーっと走り出した文章は止まらない!武道館の入学式
(を知ってる者には映画の1シーンのよう)の下り、涙なし(笑いの)では読めない!
あかり(どこかで聞いた名前)が竹の子族になった下り‥も!
面白いだけの小説ではないが、随所にツボがあり、はまってしまってサア大変です。しかし、読み進むうちに新しい展開が‥お奨めの小説で〜す。

2010年3月14日日曜日

鴬の鳴き声

このところ毎朝、鴬の声で目が覚める。春近し3月半ば。気持ちが良いなぁ!

最近テレビの音が煩い!ドラマも面白いのがない歌番組もツマラン‥と、父が昔ぼやいてたのを思い出した。
しかし、昨夜観た
「火の魚」はよかった!見入ってしまった。
老作家役の原田芳雄&編集者役の尾野真千子2人共上手い!!
特に彼女は、映画では活躍してるけど、テレビドラマては見ないな〜と残念だったから、余計に有り難みが増したのか、表情や間に味があり、最近の女優さんにはない魅力があった!原田芳雄は、大門社長(木曜夜の唯一の楽しみ番組「不毛地帯」)の孤独でプライドの高い老いぼれた残像がリンクしたけど、いい味出てたなぁ!芸術大賞のドラマとあったが‥さすがでした。いいドラマでしたそれにNHKはCMがないからいい。この頃DVDでCM飛ばしで観るからいちいちガチャガチャ入ると疲れる‥昔は思わなかったから、年をとったんだろうな‥
と、鴬の声を聴きながら思ってしまいました